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山上被告

  • shb7890
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分


 安倍元首相襲撃犯、山上被告の裁判が始まりました。

まだ全貌が見えた訳でもないが、母親の証言、妹の証言、被告本人の証言の一部

などから、事件要素が、かなり鮮明に見えてきた。母親の一億円にも上る統一教会への献金と、それに伴う被告ら未成年兄弟の、悲惨な生活の始まり。家庭生活の崩壊。

 この母親に、通常生活者の常識ありとは、全く感じられない。

以前には、禁治産者という表現とそれ等に対処する法律があった。戦後の法改正で

これらの体系は「成年被後見人」制度(1949年)と言われるものにかわり、実施機関として、人権擁護委員会が発足している。成人ではあるが 精神病者、精神力不全などの範疇に入る、不幸な状態になってしまった人をどう扱うかという難しい問題である。このことの重要性は、資産との絡み、周辺家族の保護、本人の保護等が発生しているからである。成人ではあるが 事理を弁識する能力を欠いてしまっている人をどう扱うか。

 この母親が最初の2000万円を統一教会なる宗教機関に寄贈した時、どのような法的機能、どのような保護行為が子供たちの生活を守るため、その周りで機能したのか・・・

 今までの話の中で、法律や、社会常識からの援助の手は、差し伸べられた気配はない。



被告の殺人行為は、それ自体厳しくさばかれるのは当然ながら、それまで事件は何も起きていなかったとは、とても言えない。

 日本の法曹関係者、人権擁護関連者の見解、どこかで問われた様子もない。

制度はあっても、魂なしでしたでは・・・済まされない。



{ほ}


2025/11/24

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