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農林水産大臣

1 日前
読了時間: 3分

前の、農水相のとき令和の米騒動?が起きた。令和六、七年のこと。

戦争をしているわけでもなし、どうして米騒動などになるのか。とにかくコメ不足とかで、5キロ3000円位のコメが4500円くらいにまでなった。備蓄米を放出して品不足を補足しろ、備蓄米は災害用だから放出は筋違い、足りない原因は農協の陰謀か中間業者の買い占めか、いやコメの過不足、値段の上下は市場の推移にまかせろ、今の大臣は農林族だからコメの値を下げようなど関心はない。いろいろの言葉が飛び交った。マスコミがこれぞとばかり話題に取り上げた。おおよそは消費者側。国民の生活が苦しくなった等インタビューで語らせていた。お米どの位消費しますか。老夫婦二人で3合も炊けば二日はある、食べ盛りの子3人家族5人で、一日一升位ないと・・消費者側も反応はまちまちの感があった。ところで、5キロのコメとは何升何合ですか、と問われて、すぐ、はいこれこれですと答えられる人、あまり居ない。そのうち新米が出てきて、コメの値もかなり下がった。古米と称するコメがどこからか出てきてどう売りさばこうかと、コメ問屋さんうろうろ。令和8年、もはやコメの値段は話題になっていない。

 農業、水産業、国民の生活に一番密着したところだから、担当大臣の責務は重い。政権の浮沈にもかかわる重大分野だ。令和8年高市改造内閣発足。新しい農水大臣が任命された。この大臣、以前の選挙運動で演説中に語ったという言葉を取り上げられて、就任早々つるし上げに会っている。「俺が立候補した時、応援しなかった人物が首長をしている自治体の、これこれの道路予算を、俺が削ってやった・・・」聴衆を前に見えを切ったのだ。予算を付けてやったとかいう大見えは政治の世界で珍しくはないが、削ってやったというのはあまり聞かない。昔、富士山を巻くように広い立派な道路ができたとき、こんな話があった。開通したばかりの、眺めも素晴らしい道路を黒塗りの高級車が数台、列を作って走っていた。先頭車には時の建設大臣が乗っていて、「この道は俺が作った」。二台めには大蔵省主計局長さんが乗っていて、やはり、「この道路は俺が作った」。三台めには県の土木部長さんが乗っていて、「この道路は私が作った」。四台めにはゼネコンの重役さんが乗っていて、「この道路は私が作らせて貰いました」・・・どのマスコミもこれはとんでもない発言だなど云っていませんでした。よくあることですね、皆さん良いことには誰しも一枚加わって、誰かに自慢したくもなりますね。それは人情。今度の騒ぎは趣が大分違う。大衆に向かって、俺が予算を削ってやったなど云っても感心するものはまずいない。この大臣も良からぬことを言ってしまったと後から気が付いたよう。前言取り消します、私の不徳の致すところと陳謝しているが、これは後の祭り。野党もマスコミの尻馬に乗ってあれこれ非難して見せている。しかしこんな話をいくら追求してみても、政治の世界を熱心に進めているなどともならない。なんとも、不毛の騒ぎ。中国には、「水に落ちた犬は叩くな」・・という言葉があると聞いた。今この大臣水に落ちたようだが、いまだ、棒でつつく、石をぶつける、頭からさらに水をかける。不徳の致すところだから、此れも、じっと耐えねばならぬか。この類の事件で、よく使われる言葉に「説明責任」がある。分かったような言葉だが、落ち着いて考えればどうだろう。説明責任の大きさや、どうなれば済んだのか、誰が決めるのか。要求している人毎に、皆勝手に云っているのだから、際限のない話。わが国は、法治国。害のあることが起きているならば、ほって措けないことが起きているならば、告訴でしょう。

世界が、風雲急なものがある当節、国会の先生方よ 国会で我が国の経済、安全保障に欠かせない深い議論をしっかりやって下さい。さもなければ、国民はいつか、議員の定数や、議員さんの報酬を、ごっそりと削りますよ。

{ほ}


2026/10/13

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