技術のながれ
人の歴史はいつも、その時代の技術を離れては語れない。
技術には、時代によって、特徴もあれば、進み方、変化の速さにも違いがある。近代に入ってからの技術の節目は、ワットらによる蒸気機関、ライト兄弟によるプロペラ機の初飛行、マルコニーによる無線電信の成功などなどがあげられる。ノーベルの発明したダイナマイトや無煙火薬の影響もすごかったよう。鉱山の開発、トンネルや道路の造成に革命を起こした。
戦争と技術の絡みも見逃せない。第二次世界大戦以降、激しい進展があった。平和のための技術、民生用の技術があり、戦争のための技術があるなどの論も見受けられるが、技術はもともと無機質なもの、戦争用も民生用もない。人間の心次第 使い方次第で、どちらにもなる。
最近の技術の中核は半導体の成果、電子コンピュータである。とりわけ、こんにち的話題に、AIがある。膨大な記憶容量を持つ電子コンピュータの出現を背景に、
AIなる世界が開けた。技術は人が生み出し、人が使うもの。便利さを求めて進歩していくが、必ず負の影を引きずっている。AIは知的に素晴らしい力を持っている。が、負の部分もすごいようだ。それが昨今の一番大きな話題、あるいは懸念となっている。米国の事業家の中には、すこし発展のてんぽを遅らせるべきか、などの意見が出ている、トランプさんは真っ向から反対。確かに中国の力の入れようは激しいものがあり、競争の息ぬきなどとんでもない、と云うことらしい。AIの特徴は従来の機械ものと違って、装置自身に、判断力、思考力がある、あるように見える、こと。
AIがパワーの大きなロボットに組み込まれ、人間様の意向をしり目に、自律的に動き出したらどうなるか。大助かりの事もあれば、恐ろしい事にも成りうる。今はまだ人間の制御範囲にあるようだが、この分野の事業家自身が強い懸念を持っている。
AIは優れた能力を持っている、しかし、感情はない。道徳観念、倫理感などを教え込む術も無いよう。さあどうなって行くのだろう。サイエンスフィクションではない。幸い、日本はこの分野で、そう劣っているわけでもない。今起こりつつあること、確りと捉え、重要な立場を占めていかねば。
要注意!!
{ほ}
2026/10/22



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